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超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーション

最初に言っておく。デネブが主役だ!
新宿バルト9で見たんですが、上映前に流れるフラッシュアニメの出来がすごかった。・・・・・んですが、この作品はそれ以上に凄い。泣けるで。今周放送のディケイドを見てから見に行った方がいいです。

話は田舎の町に両親と別れ、一人で住む小学生、ユウにスポットを当てています。都会育ちのユウ君、泥とか苦手で地元の子供に「都会っ子」と虐められます。まあ、この虐める子供が、デブ、眼鏡とか実に解りやすい田舎っ子。そしてユウ君のちょっとすれた都会っ子の演技がじつに上手い。役者は女性とクレジットで知ってびっくりですわ。つまらない田舎生活ではなく、亡き母と暮らした都会に戻りたいと願うユウ君の前に突如復活した鬼があらわれ、彼が持っている石を狙ってきます。
この鬼は兄弟なんですが、弟のミミヒコの柳沢さんの演技が実にいい。しっかり悪役していますし、最後にあばよ。兄がいい夢見たぜといってくれるんだから・・・・
鬼に追いかけられる中、デネブと出会ったユウ君はデネブが取り付いたのと、幸太郎、良太郎のお陰で辛くも危機を脱出。ここでニュー電王がミミヒコにやられるのが実にナイス。というか、いい噛ませだ。
時空の歪みのせいで子供になった良太郎、便利な設定だ。これで大人じゃなくても良太郎出れるし!彼がユウ君に電ライナーのチケットを渡していたお陰で、鬼から逃れるなかユウ君は今の自分から逃げるため、電ライナーに乗り込みます。
そして別れたイマジン達を探す旅に出るのですが・・・・オーナーと駅長が同じ画面に映るわ、亀、熊、竜太がとりついていたのがガルル、ドッガー、バッシャーだわ、王子は写真館にいるわ・・・・写真館に士に取り付いて王子、コハナの一撃で士から分離した後、「返す」「いらない」という士とコハナとのやり取りとか最高。ここら辺、ディケイドと話が繋がっています。もちろん最後の絵巻に桃が出ていたのも繋がっていて、桃だけ、鬼の居る過去に飛ばされているし!
そして桃を探すのと鬼を退治するのを同時にするため、過去に行く良太郎一行、鬼と戦う村人たちの仲間となり、その村人のリーダー各がユウ君に母親似とベタな展開。そして村人から鬼と間違われる桃、尻に矢が突きささるわ、大きな絆創膏そこに張るわ、お約束を外さない。
村人と鬼が戦っている中、助太刀しようとしても村人から誤解される桃、なんだけれど村人に「がおー」はないだろ!それで、村人も怖がるし!そこでもう一発「がおー」とやったら、相手がコハナ。もちろん正拳で「あんた何やってんの!」と一撃。ここら辺子供も含めて劇場大爆笑。ここの戦いでユウ君がデネブと「鬼を倒す」という願いを交わし契約するんですが、ユウ君の本当の願いは母親に会いたいことなのに、鬼の出現のお陰で消えてしまった侑斗を蘇らしたいというデネブの願を叶えてやるという彼の姿勢に泣ける。でも、幸太郎が敗れて人質となり、電ライナーを奪われることになったんですが・・・・オーナーを下ろしたと思ったら、実は駅長でオーナーはこっそり電ライナーに残って非常ブレーキを引いていたとか、電ライナーから見えた景色はイマジン達が手作りした偽の景色だとか、紙芝居をすさまじいスピードでするテディとかもう大爆笑。
敵雑魚のCVやっている檜山さんがもう、声が目立ちすぎて目立ちすぎてモブキャラなのに面白いよ!
王子を返しに来た士に桃が取り付いたのを見て「俺達も!」とディエンドが召喚したG3、王蛇、ケタロスに憑依する亀、竜太、熊。このライダーを出すために出てきたディエンド、壮大な出落ち。それを見たデネブが我慢できないとニュー電王に取り付きニュー電王ベガフォーム誕生!そしててんこ盛り+王子の真クライマックスフォーム!「狭い!」「我は苦しゅうない」と5人分の一人漫才が最高。巨大なウイングが出る必殺技もかっこよかった!
鬼が復活させた巨大戦艦に対し最終的に桃が単騎で乗り込み、キック技で鬼を倒したのがすげー。ソードフォーム、初めてのキック技!
全てが終わって元の時代に帰るとき前の劇場番みたいに「一か所だけ寄り道してもいいですよ」とユウ君にオーバーがいいますが、ユウ君はそれを拒否。過去から繋がる今の自分が、それが居場所とものすごく成長してくれます。最後は泥も平気になり、田舎の子供とやりあえたし。今回の出来事を終え、何時かデネブに協力することを契約ではなく、約束するユウ君、そして・・・・・・

鬼がいなくなり、復活した侑斗、飛びついて嬉しがるデネヴに契約でなく約束だよなと言う一言が!
あの、ユウ君が・・・・・・・デネヴと侑斗の感動的なプレストーリーでした。最後のシーンはマジ泣ける。
最初から最後まで細かいネタが多く、笑えるいつもの電王かと思いきや、最後に思いっきり泣かせてくれた!
コハナつえーとか、天丼ことテディが相変わらず影薄く、ニュー電王ベガフォームとトリプルドライブやってくれてもよかったのになーと思ったりしましたが・・・・・
これは電王ファン、特に侑斗とデネブ好きは絶対見に行かないといかん!
夏のライダー映画も楽しみですが、次回の電王映画はニュー電王話かな?

「マガジン」
>はじめの一歩
モチベーションが上がらずやばい感じがあった板垣ですが、もう試合が始まるといつもの板垣ですな、きっりち冷静に分析しながら試合を作っているわ。ライバルが見ているという解りやすい目標があるからこそ課題をもって試合を組み立てられるんですな。

「サンデー」
>ハヤテのごとく
ビーチバレーって水着じゃなくてもいいんだ・・・無理にか弱い女の子を演じるヒナギクがかわいいですわ。しかし、胸が貧弱だと運動能力がないとは斬新な意見だ。

>月光条例
その人は覚えていなくても物語は読み継がれる、そうしてお伽話の登場人物は人とかかわり続けられ、読み手と話の関係は続く。こういう受け継げられていく文化というかそういう話は実にいい。

>金剛番長
いつもはギャグ担当の念仏、戦力的に今一とみられていますが、いろんな技を知っていたり、自らも技を使ったり、結構癖もの。その彼が仲間を人質にとられ、得意技が使えない状況をどうひっくり返すか?どれが楽しみだ。

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