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交響詩篇 エウレカセブン ~ポケットが虹でいっぱい~

最初に言っておくと、TV版のことはさっぱり忘れて見ろと。またはTV版みなくてもよし。設定が思いっきり違いますからー。
まずはいきなりドミニク先生の登場ですよ!幼レントンとエウレカの面倒をみるドミニクが・・・・色々知っている優しい大人という風に描かれていて、あのTV版のヘタレとはエライ違いだ!そして「むきゅ~むきゅ~」言っているニルヴァーシュ幼生体の可愛さが尋常じゃねぇ。ドミニク先生が語る雪月花の伝説がかなりのキーワードです。
コーラリアンのようなイマージュという生命体が今回の人類の敵となるんですが、エウレカはそのイマージュが送り込んだスパイ生命体7号という設定。ちなみに6号がアネモネ!日光に当たると皮膚が変色したりします。そして軍に攫われます、それを防げなかったレントンはニルヴァーシュのおかげもあってかKLF乗りとして凄い才能を発揮し、どんどん出世し、軍属に。所属した月光号の初ミッションが最重要機密のエウレカを奪取することという流れ。ここでエウレカ助けて、ニルヴァーシュがスペック2になります。
で、エウレカを確保した月光号が軍を裏切り独自の行動に。デューイをホランドが殺害するわ、大きく話が変わってきます。このホランド達の目的を軍のコーダがマリアと友に探りつつ、各地を回り世界観を説明してくれるのですが、TV版と違う役割をもったキャスト達の動きがかなり楽しめますわ。
月光号の乗り組み員は人体実験用の孤児で、ドーハの悲劇により通常の3倍のスピードで成長する体になってしまい、成長抑制剤が必須となる人生を背負わされ、生き延びるために別天地に行こうと企て、神話につづられたことを再現するべくエウレカとレントンを攫うのですが、この別天地というのが月にレントン、エウレカと描かれたあのTV版の世界。月光号の乗組員は17歳ながらも過酷な運命を背負わされたとかなりヘビーですが、神話に描かれた人物とレントン、エウレカの行動に疑問を持ったハップとストナーがエウレカを格納庫で襲い、彼女を助けようとしたレントンを銃撃するわ、怒ったニルヴァーシュに潰されるわ、重い描写もあります。ってかレントン昏睡状態に・・・・・ちゃんとハップが全裸で便座に座るシーンがありましたが、こんな行動されるとねー
自分たちが生きれる世界を目指して老女となったアネモネ(CV榊原さん!)と出会い、神話に描かれた物語をなぞるのではなく、自分たちの物語を作ろうとするエウレカ、彼女にジ・エンド幼生体が託され、スペック3に進化したニルヴァーシュ、昏睡から目覚めたレントンとともに新しい世界に飛び立とうとしますが・・・・・見捨てられたホランドはやり場のない怒りをデビルフィッシュでエウレカ達にぶつけます。追加ブースターをつけたデビルフィッシュvs槍とファンネルで武装したスペック3の戦い。・・・・・・・まさかのホランドラスボス。・・・・なんですが、戦いの中、レントンは傷が開き、そのまま眠りにつくわ、タルトとの間にできた子供の成長速度は通常の人間と同じで自分たちの悲劇は次代に持ち越されないことをしったホランドは戦意喪失するわ・・・・・なんともあっけない幕切れ。
そしてエウレカが自分の記憶を引き換えにレントンを戻し、ドミニク先生と別れた丘に帰ってきて終わり。そこで咲く雪月花と。
まあ、話としては結構重いです。エウレカ、レントンはきっちり自分たちの物語を作るために動き、完結を迎えますが、それ以外の登場人物んの話は何時の間にか完結していて、あまり盛り上がりがないなぁと。でも、自分が人間ではないことと自分の存在がレントンに迷惑をかけると考えながらもレントンが好きでたまらないエウレカのかわいさとそれに対するレントンの真っ直ぐな気持ちは見ていてすがすがしいというか、こんな可愛いエウレカTV版じゃ見たことねーよ!!最後にほっぺにキスというのもこの2人らしくていいし、ロングヘアーエウレカはかなりヤバかった。アネモネも愛するドミニクを失い、老女となり、世界を見つめる立場におり、若がえってもあのTV版のようなとげとげしさがまったくなく、落ち着いた彼女の行動も「アネモネはやっぱり可愛かった」と言うに充分。そして幼生ニルヴァーシュとジ・エンドのキャットファイトが、一番萌えた。もきゅvsばぎゅって反則だ!
最後まで自分たちの目的のためなら殺人も辞さないという、ホランドのぶれなさはびっくりですが、なんか凶悪な表情多かったので最後はアリーみたいでした。ハップとストナーのように月光号今回悪役ですんで、それを受け入れられるかがポイント。それとは逆にドミニク先生のかっこよさがすげぇ「ねだるな、勝ち取れ」という台詞はドミニク先生のものだし!「I can fly!」の台詞やTV版のボーカル曲がなく、ちと寂しいですが、今回の事件をコーダが綴り、アネモネがまとめるという構成は見事。そしてKLFバトルの凄さはTV版以上でしたわ。
話は重く、TV版が大好きだと受け入れがたいかも知れませんが、きっちり劇場版だけで完結し、未見の人もエウレカとレントンのラブストーリーということでしっかりと楽しめます。こんなに楽しめるとは想定外。劇場もかなり混んでいたし。TV版の設定改変は受け入れられないって人以外にはお薦めします。

「ジャンプ」
>ONE PEACE
こんどはナンバー1も開放か!脱獄の為に他の囚人を釈放するのはお約束ですが、今までの敵がどんどんでてきてすげーもりあがるわ。やっぱりこの漫画はこの最後の爆発が面白んだわ。

>NARUTO
ペイン誕生秘話にダンゾウが関わってくるか。木の葉側の敵として確定してきたな

>ブリーチ
なんだ、日番谷やられたの分身かよ。いつもどおり噛ませ二なったと思ったのに・・・

>アイシールド21
大和とのチームプレイができるようになった峨王、ドンに青天井くらわせてひとまず彼の話は終わり。つぎは桜庭ですが、高見さんがちゃんと出てきてくれて嬉しい。6年間彼の高さあを生かせる相手を探していた高見さんの「6年間待ち続けていたことは無駄ではない、あの一瞬の為にあった」と言う男台詞に感動。いつか来るかもしれない見せ場を信じて牙を研ぎ続けるのが男!

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